ひとことの部屋



この部屋では私が普段の生活で出会った言葉のうち、心に残ったものを集めています。 ただし、みなさんの心に残るかどうかは保証の限りではありません。(^^;



2002/05/01 愛は真心、恋は下心

職業柄、私は高校生と話をする機会が多いのですが、そのうちの1人の女の子が突然発した言葉。
が、どうも私が持っているイメージとは合いません。
辞書を引いても「愛:親兄弟のいつくしみ合う心、恋:一緒に生活できない人に強くひかれて切なく思うこと」とあります。
そこで本人に尋ねると「漢字の覚え方」だそうで。たしかに、「心」の字がそれぞれ真ん中と下にありますわな。(^^;
それにしても、、、
そんな覚え方しないとこんな漢字も覚えられんのかー。(^^; > イマドキの女子高生



2002/04/01 一生懸命な人を応援するのが好き

以前読んだコミックの中のフレーズなんですが、私も大好きです。
一生懸命な人を応援することが。
仕事でも、遊びでも、勉強でも、何かに熱中して、夢中になって、全力投球している人は美しいですよね。(^^
もちろん自分もいつも全力投球を心がけていますが、全力投球している人を見ても ついつい応援したくなってしまうお節介なあいあんです。(^^;



2002/03/01 ジャンケンが弱いと思うな

ジャンケンに勝つ確率というのは確率論的にはみな同じはずです。
が、たとえば5回勝負のジャンケンを行い0勝4敗の窮地に立ったとき、
「自分はジャンケンに弱い」
と思いこんでいる人はさっさと諦めてしまうのに対し、 そう思っていない人は最後の最後まで諦めようとしない、という傾向があるというものです。
このことは日常の困難にぶつかったときにもそのまま当てはまり易いということで、
「ジャンケンが弱い、と言っている男を選んではいけない。」
とラジオの男性パーソナリティーが女性アシスタントに語っておりました。



2002/02/01 人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い

中島敦・山月記に出てくる一節で、原典が別にあるかも知れませんがわかりません。
漢学者の父を持つ中島はその作品にも難解な漢語が頻出し、 漢文の苦手であった私には鑑賞に多大な労力を必要とするのですが、 上記箇所のみ容易に六腑にまで染み込んだ一文でした。



2002/01/01 最初のチャンスを逃さない

先日、某助手席と道を歩いていたときです。道路反対側に渡る必要があったのに、なかなかクルマの列が途切れません。 会話に夢中になり、少し車間が開いた瞬間があったのですが、結局その時は渡りませんでした。
そのとき、
「いま渡ろうと思ったでしょ。でも渡らなかったね。最初のチャンスを逃さない人が、大成するんだよ。」
と某助手席。
何度かやってくるはずのチャンスですが、2度目以降を待つより1度目でクリアする、というのは当然な意見。 というわけで、2度目のチャンスは逃さず渡りきりました。(^^
もっとも今回の件では、1度目のときの車間はやや狭く、横切るには危険だったので、 「チャンスを見逃した」ということにはならないと私は思うことにしてます。(^^;



2001/05/09 趣味とはお金を使うものであり、お金を稼ぐものではない。

同じく虫友のk-sugano氏の名言です。「飼育代の足し」だとか、「採集費の捻出」だとか理由づけてクワガタ販売をしている ニワカ業者クワガタマニアに対する箴言でしょう。以前の私も耳が痛いところです。(^^;
氏は大枚はたいて購入した虫の子孫であるシェンク80ミリやホペイ75ミリを惜しげもなく譲ってくれます。 今日お教えした長野の小型種ポイントに早速明日有休をとって大枚はたいて採集に行くそうです。(^^;
お金のやりとりのない、採集ポイントを共有できる、そんな趣味の仲間はホントにいい仲間です。(^^



2001/04/14 なぜ勉強するかって?面白いからに決まってるじゃん。

先日、何かのニュースで子供からの「なぜ勉強しなくてはならないか?」という問いかけに、何と答えてよいか分からない親が多いと聞きました。 そのニュースを聞いた虫友のcoelacanth氏が間髪入れずに出した答え。
こういう答えは知っていたはずなのに、知っていることに気づいていませんでした。(^^;
どんな分野でもいいです。が、全ての分野である必要はありません。
学問は、研究は、ホントに面白いです。



2000/12/16 世の中で一番美味しいものは塩、一番不味いのも塩

徳川家康側室お梶の方の言とされています。文字通り料理を美味しくするのも不味くするのも塩のさじ加減ひとつ。
人生も同じで、与えられた材料(環境)に対してどんな塩加減(対処)を施すか。 人の生とは自らの言動でいかようにもなるものなり。



2000/11/29 二度目の説教を聞け

自分の子供すら説教しない親が増えた現代では、ほとんど見かけることがなくなった他人の子供への説教。 悪いことをすれば怒られるのは当たり前。説教の対象が自分の子であるか他人の子であるかは関係ない。 近所のおじさんに説教される、戦前には普通に見られた光景だそうです。
で、そのおじさんの資質にも依るのでしょうが、説教しても慕ってくる子供はその後立派な人物になることが多いとか。 一度の説教で近寄らなくなる子供に限って、そんな人物になれないという結論。
短所というものは自分では気づきにくいもの。素直な心を持ちたいものです。



2000/11/22 Thinking that you know when in fact you don't is a fatal mistake, which we all tend to make.

関西大学の入試で出題された英語の問題です。fatal(致命的な)やtend to(〜する傾向にある)以外、中学生でもわかる単語ばかり。
でも、これがなかなか上手く訳せないんですね。わかっていると思っても、実はわかっていないことって案外多いのかもしれませんね。



2000/11/19 本を読みましょう 目が輝いてくるでしょう

小学校の卒業アルバムに、当時の家庭科の先生が書いてくれた言葉。
目は口ほど、どころか人格そのものを映す鏡なんですよね。「キラリと光るすずしい目」の仮面の忍者赤影に憧れたものです。



2000/11/17 受けて忘れず 施して語らず

近所の寺の門脇に掲示されている文章。
こうありたいと思いつつも、なかなか実現できないのが理想というものなのですね。



2000/11/16 口元だけで笑えば、心がどういう状態にあるか、その目が雄弁に語るでしょう。

何を隠そう、我が妹の名セリフ。(^^;
この文を読んで口元だけで笑おうと試みているあなた。鏡に映った自分の顔は如何ですか?






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