学名 (がくめい) ラテン語で表記された昆虫の名称。世界共通。 ⇔ 和名。 加令 (かれい) 幼虫が1令から2令、2令から3令へと脱皮すること。 眼上突起 (がんじょうとっき) オオクワガタなどに見られる目の上の突き出た部分。 基準亜種 (きじゅんあしゅ) 亜種の中で最も一般的なもの。原名亜種とも言う。 気門 (きもん) クワガタムシの呼吸器官。成虫幼虫とも腹部体側に複数ある。 キュウシュウオニクワガタ Prismognathus angularis morimotoi 国産クワガタ小型種。オニクワガタの亜種。九州に分布する。 キュウシュウヒメオオクワガタ Dorcus montivagus adachii 国産クワガタ中型種。ヒメオオクワガタの亜種。原名亜種に比べ体はより艶消し状である。九州に分布する。 ギラファノコギリクワガタ Prosopocoilus giraffa 外産クワガタ超大型種。ネパール・ブータン・インド北東部・ミャンマー・タイ・ラオス・マレー半島などに分布する。 キンオニクワガタ Prismognathus dauricus 国産・外産クワガタ中型種。国内では長崎県対馬、国外では朝鮮半島・中国・シベリアなどに分布する。 キンキコルリクワガタ Platycerus acuticollis akitai 国産クワガタ小型種。コルリクワガタの亜種。静岡・岐阜より西の本州に分布する。 菌糸 (きんし) キノコ菌などの菌類の体を構成する本体。オオクワガタの幼虫はヒラタケやカワラタケの菌糸を好む。 菌床 (きんしょう) 菌糸をオガコに行き渡らせたもの。ブロック。 菌糸ビン (きんしびん) 菌糸を含む幼虫用のエサをビンやプラボトルを使い人工的に作ったもの。 櫟 (くぬぎ) ブナ科の落葉広葉樹。その豊富な樹液や、朽ち木はクワガタの成虫だけでなく幼虫にとっても大きな生息環境となる。 クプレオニテンスホソアカクワガタ Cyclommatus cupreonitens 外産クワガタ中型種。インドネシアのスマトラ島に分布する。 クメジマノコギリクワガタ Prosopocoilus dissimilis kumejimaensis 国産クワガタ大型種。リュウキュウノコギリクワガタの亜種。久米島に分布する。 グランディスオオクワガタ Dorcus grandis grandis 外産クワガタ大型種。オオクワガタの近縁種。♂の最大体長は80ミリを超える。ラオスに分布する。 原名亜種 (げんめいあしゅ) 亜種の中で最も一般的なもの。基準亜種とも言う。 コクワガタ Dorcus rectus rectus 国産・外産クワガタ中型種。コクワガタの原名亜種。日本では最も一般的に見られる。日本のほぼ全域・台湾・中国・朝鮮半島に分布する。 コルリクワガタ Platycerus acuticollis acuticollis 国産クワガタ小型種。コルリクワガタの原名亜種。群馬県を南限とする本州に分布する。 コンフキウスノコギリクワガタ Prosopocoilus confucius 外産クワガタ超大型種。インド北東部、ミャンマー北東部、ベトナム北部、中国南東部に分布する。大型の♂の体長は100ミリを超える。 |