昭和名虫会 オフミ報告 99/1





99/01/30 飲み会オフ


年も明け新年会も兼ねて、ということで新宿の居酒屋にて第1回飲み会オフが行われた。

1次会2次会と計5時間近くも、くわ談義に花を咲かせた。
毎度のことだが、くわ話をしているときはアッという間に時間が過ぎていく。この夜もその例に漏れなかった。

私は用意していた国産・外産の里子くわを放出したが、国産ツシマヒラタだけが残ってしまった。
オフ会で里子が残ったというのは初めてのことである。さすがにくわ馬鹿中のくわ馬鹿だけあって、ツシマごときでは食指が伸びなかったようだ。(^^;

ちなみにこのツシマヒラタは、その後うっかりビンに戻し忘れてしまい、そのままフィルムケースの中で超ミニ個体として羽化してしまった。(^^;;

名虫会 飲み会オフ

名虫会 飲み会オフ

新宿にて

参加者
ウチヤマ、チヌ、タカ、coelacanth、くわへい、OB5、JIRO、亀有カブト、あいあん(敬称略)


さて、名虫会新案特許として、今回のオフではシーラ氏考案の「プラケ用ハエ害防止なかブタ」が披露された。

みなさんもケース内に湧くハエには閉口した経験が多少なりともおありだろう。
新聞紙ではケース内が乾燥する、ビニールでは通気用の穴の問題や、第一見栄えが悪い。

この問題を一挙に解決するのが、この「シーラブタ」である。
氏によると、「プラケに塩ビの中ブタを挟む、通気のための穴を6〜8カ所開ける、穴の径は1ミリあるとすべてのハエが出入りしてしまうが 0.8ミリ以下だと出入りできない、湿度も充分保たれる、通気も問題ない、見栄えもスッキリ。」という。

シーラブタ

シーラブタ

一見、その存在がわからないほど通気用の穴は小さい
このフタには径0.7ミリの穴が8カ所あいている


仮にハエが湧いたとしても、ケースの中から出て来れないため、部屋の中をハエが飛び回る心配もない。

実際、私はこの「シーラブタ」を使用しはじめて相当経つが、ケース内にハエは発生しても、部屋の中をハエが飛び回るという 「ハエ害」には悩まされなくなった。
まさに実用度抜群のアイデアグッズと言えるだろう。

シーラブタの挟み込み

シーラブタの挟み込み

このようにケースとフタの間に挟み込む


しかし、いくら便利とは言っても作成はなかなか困難である。
まず、径が0.8ミリ以下の穴を開けるという作業自体も容易ではない。ましてや、それを何枚、何十枚と製作するのはひと苦労である。
ところが、天は我々を見放してはいなかった。

同じく名虫会会員のウチヤマ氏は職業がら、このような作業は得意中の得意らしいのだ。(^^
氏のお言葉に甘えて、早速ミニプラケ用と小プラケ用を各20枚ずつ注文してしまった。 現在、コンテナ用を製作依頼中である。(よろしくです(^^ > ウチヤマさん)

さて、各人さまざまな話題とともに飲み会オフも閉会となった。
次回オフが今から楽しみである。(^^





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