08月04日。 はじめてこのポイントに出かけたのは大学生のときだった。 アルバイト先の学習塾主催の林間教室で千葉県の富里にやって来たのだが、宿泊先のまわりはヨダレが出そうな雑木林が広がっていた。^^ 林間教室では勉強に加え昆虫採集・天体観測・草野球・海水浴・花火と盛りだくさんの内容だったが、勉強以外の行事はすべて私の担当だった。^^; 勉強が終わると子供たちよりはりきってヤブコギしていた記憶がある。^^; 当時、このポイントのまわりにはほとんど人家もなく、まさにくわがた天国のような雰囲気だったが、やはり「採れる場所」というのは誰かしらに知られているものらしく、夜になると1〜2組の親子連れが採集に来ていた。 しかし、採れると言ってもそのほとんどがノコギリ・コ・カブトであり、今になって思うとよくこんな場所に10年以上も通い詰めたものだと我ながら感心してしまう。 もっとも、コクワですらほとんど採れなかった横浜の地元に比べると、やはりそこは自分にとっても天国だったかもしれない。 私の場合、中学・高校と「生物部」というクラブに所属し、すでにどっぷりと昆虫にハマってはいたが、当時から好きだった「くわがたむし」は部員のあいだでは「子供のやるもの」という風潮があり、このころはそれほど好きでもなかったオサムシを追いかけていた。 (といってもほとんど活動らしい活動はしていない) そんなわけで、一番くわがたから離れていたのが中学・高校生の時ということで、小学生以来のくわがた熱を呼び戻すきっかけとなったのがこの千葉ポイントなのである。 ぼ〜ず (カブト 2♂♂ 2♀♀) |