檜枝岐 98年05月30日





05月30日土曜。

06時うちを出る。
檜枝岐病に感染してしまった私は助手席な人を拾い、途中渋滞もなく舘岩村の知人宅に11時頃到着。
06月20〜21日開催予定の檜枝岐オフ時の宿泊のお願いを済ませ、早速ポイントへ向かう。

知人宅から3分。
道路沿いにヤナギがあったのでクルマを止めた。
すると、いきなり
「いた、いた、いた〜。ミヤマっ!」
と助手席からおっきな声。
クルマを降りるとたしかにまあまあのサイズのミヤマだ。

ヤナギに付くミヤマ(ヤラセなし画像)

ヤナギに付くミヤマ(ヤラセなし画像)

「こいつは幸先良いなぁ」と思いながら広沢林道へ向かう。
林道入り口の手前5km程のところでクルマを降りて、徒歩でヤナギをルッキングする。

だが、いない。
林道に着く。
ココから先はあいにくの雨だ。
クルマに乗り込み峠を越えて下りになったところで再び歩き始める。
なかなかいない。
ブナの新芽もとうに終了してしまい、コルリの可能性も全くない。
2km程下ったところでようやくアカアシを発見。
注意深く網を差しだし、ゲット。

アカアシ(高い枝につかまっていた個体を一旦採集し、近くの枝につかまらせて撮ったヤラセ画像)

アカアシ(高い枝につかまっていた個体を一旦採集し、近くの枝につかまらせて撮ったヤラセ画像)

さらに林道を下る。
ヒメオオを見つけられない。
まだ時期尚早か。
さらに、ミヤマ1♂1♀をゲットしたところで、雨足が強くなり昼間採集の部は終了する。

計10km以上は歩いただろうか。
ふくらはぎがパンパンだ。
檜枝岐村に戻り露天風呂(温泉)につかる。
村周辺は晴れていた。
ブナの林に囲まれた風呂でリフレッシュ。
空の青と、木々の緑と、白い湯けむり。
すばらしい自然に感謝。

風呂を出て晩飯を軽く食べ、灯火の準備にかかる。
オオクワ灯火ポイントで発電器に誘蛾灯を2本つけっ放しにしておき、外灯廻りをする。
伊南村でクルマのフロントガラスに衝撃音。
クルマを降りるとミヤマ♀だった。
クルマの傍らでひっくり返って足をバタつかせている。
どうやら無事だったようだ。
その後ミヤマを2♂3♀採ったところで発電器ポイントへ戻る。

あれ? 真っ暗だ。
なんとガス欠で発電器は止まっていた。
「ちっくしょー」
天気、風、気温、月齢とも好条件だっただけに悔やまれる。
「次回はこんなヘマはしないぞ」と心に誓いつつ福島をあとにする。
車内で仮眠したあと、日曜11時頃帰宅。

下はリリースしたアカアシを除く全成果。

全成果

全成果

ミヤマ    4♂♂ 5♀♀
アカアシ   1♂

計          10頭


1998.06.10