檜枝岐 98年07月26日





07月26日。

05時、仕事の都合でウチヤマ隊員が急遽帰還、06時頃から10人体制で始動した。
まずは機材を知人宅に預け、matsudaポイントへ向かう。
言わずと知れたクマ場だ。

クマ場をものともせず突き進むmatsuda隊員

クマ場をものともせず突き進むmatsuda隊員

コンちゃん隊員がヒメオオ♀らしきものを発見するが、残念ながら落としてしまう。

結局matsudaポイントでは、ぼ〜ずに終わった。

matsudaポイント

matsudaポイント

ここでmatsuda隊員達は帰還し、残留組は8人となる。
このあと新潟県内での新ポイント開拓に向かおうとしたが、途中何気なく立ち寄ったシーラポイントでLia友人隊員がヒメオオ♀、シーラ隊員が♂をゲット。
もう一度広沢林道にチャレンジすることにした。

ミヤマ狙いのシーラ親子組とヒメオオ狙いの6人組に分かれ林道を闊歩する。
時刻も夕方となり、やや涼しくなってきたのか、日中は姿が見えなかったヒメオオもチラホラと現れ始めた。
1時間半の徒歩ルッキングでヒメオオ10頭ほどと相変わらずアカアシ多数をゲット。
他の採集者と入れ違いに入った割には、まあまあの成果だろう。
ミヤマ組はヌルだったらしい。

17時、コンちゃん隊員が帰還。
残る7名で昨日と同じ灯火ポイントへ向かう。
この日は灯火開始とともに外灯廻り組も活発に動き回った。
やはり前日わずかとはいえ睡眠をとったのは大きいようだ。

22時過ぎ。
とうとうやってきた。
オオクワ大型♀飛来!
私が座っていた折りたたみイスのすぐ前に飛んできたのだが、このときほんのわずかの間席を外していた。
というわけで第一発見者はシーラジュニア隊員となったのだが、ジュニア隊員曰く「大型ミヤマ3♂となら交換可」とのこと。
今度ミヤマたくさん持って行くからね。^^; > ジュニア隊員

そのころ丸秘外灯ポイントでもLia友人隊員がオオクワ♀をゲットしていた。
別の採集者が1♀ゲットした直後に飛んできたそうだ。
matsuda隊員と合わせてこの丸秘ポイントでは2日で少なくとも3♀が飛んできたことになる。
この場所はほかの人には内緒にするように。(隊長命令)^^;

多くの蛾等に混じって飛んできたオオクワ2♀をシーツに掴まらせたヤラセ画像

多くの蛾等に混じって飛んできたオオクワ2♀をシーツに掴まらせたヤラセ画像

さて、最後の最後に満足いく結果となり第1回「くわハウス檜枝岐オフ」は盛況のうちに幕を閉じた。

教訓
オオクワをゲットしたmatsuda先輩隊員はmatsuda隊員に預け、Lia友人隊員はタカ隊員にプレゼントした。
シーラジュニア隊員もミヤマ♂のほうが魅力的らしい。
オオクワにこだわらない隊員だけがゲットする結果となった。
「待ちクワ来たらず」の格言に間違いはなかったようだ。^^;


ヒメオオ    6♂♂ 3♀♀
オオ          2♀♀
ミヤマ     5♂♂12♀♀
ノコギリ    3♂♂21♀♀
アカアシ   15♂♂28♀♀
コ       2♂♂24♀♀
(カブト         1♀)

計          121頭

この採集記は「くわ馬鹿」98年08月号の記事を加筆修正したものです。


1998.08.10