茨城 00年03月18日





03月18日。

この日は最近小型種にハマリつつある∞メンバーと茨城県の某所を攻めることにした。
メンバーは私の他、あ〜道ポンカンに助手席を加えた計6人だった(はずだった)。

待ち合わせ場所に予定より少し早めに到着。
んが、あ〜車はすでに待機していた。
あいかわらず早いなぁ。^^;
小型種特集の月刊むしをあ〜さんに渡すとむさぼるように読みふけっている。
完全に小型ハマリモードだ。^^;

ところで、いつも早いはずのクワ道車が約束の時間を過ぎても到着しない。
2カ所で事故渋滞に巻き込まれたらしい。
30分遅れでスタートとなった。
さらに1軒目に立ち寄ったマックが工事改装中。
つっか〜ん、と思いながらもこんな日はタコ採れな予感がしてくる。
余計なところで運を使わないようにするのも∞のモットーだ。^^;
そんなこんなで予定を2時間もオーバーしてののんびり出撃となってしまった。

あ〜車を先導に出発した。
予想は2回だ。^^

目的地まではかなりの距離がある。
途中美味しそうなクヌギやコナラ林も多々あるに違いない。
よってあ〜車が先導でノンストップで行けるわけがないのだ。
走ること約1時間、予想通り1回目のスピンターン。
運転手の助手席があわてて追いかける。
少しバックしたところでやはりイイ木を見つけたらしい。
ココではクワ道さんやあ〜さんがコ成虫数頭を出した。
ヒラタらしき幼虫もいくつか採れたようだ。
しかも用水路に落としてしまった切り株を、中に入ってまで割り続けるクワ道さんは偉大だった。^^;

さて、この場をあとにして目的地に着いた。
なんと寄り道は1回だけだったか。
予想はハズレてしまったようだ。^^;

目的地に着くとみなが支度をしているあいだに、いかにもマダラが入っていそうな赤枯れが目に付いた。
数回削るとやはり出た。
これ以上削らんとこ。^^;

みな支度も終わり、いよいよルリ材採だ。
誰が言うともなく自然と散らばっていった。
私も最初に見つけた立ち枯れを削ってみたが全然出ない。
そうこうしているうちに、
「出た〜〜〜」
クワ道さんの声だ。
急いで駆け寄ってみるとルリ♂をしっかりゲットしていた。
さすが運キープ男だ。^^;

クワ道氏ルリ成虫初ゲット(クワ道氏撮影)

クワ道氏ルリ成虫初ゲット(クワ道氏撮影)

その立ち枯れをカンちゃんもまじえて3人で割り続けた。
2人が2♂ずつ、私も1♀割り出した。(^^)/

私もルリ♀(クワ道氏撮影)

私もルリ♀(クワ道氏撮影)

ん?おかしい。
こんなに3人で騒いでいるのに近くにいるはずのあ〜さんが来ない。
ずっと先のほうまで歩いていった、ポン席コンビが来ないのは仕方ないにしろ、あ〜さんが来ないのは不思議だった。
クワ道さんが、
「今頃タコ採れしとるんとちゃうか?^^」
私も、
「幼虫タコ採れかもね。^^;」
などと言いながら3人で笑っていたのだが、本当にそうだった。^^;
しかも成虫ばかり。
かなり細めの材から、しかもやや赤枯れ気味の材から成虫を出しまくっていたのだ。

ルリタコ採れ材(あ〜氏撮影)

ルリタコ採れ材(あ〜氏撮影)

クワ道さんも同じような材を引きずり出し、路上でタコ採りだ。
ルリ材採のイメージを変えねばなるまい。^^;

それより少し前、赤い服に身を包んだ茨城のヌシが登場した。
言わずと知れたるどるふさんだ。
仕事の合間にちょいと茨城まで来たらしい。
しっかし、わずか1時間かそこらのために来るかねぇ、ふつう。^^;
だが、努力した人は報われる、の言葉通り、あっさり10数頭のルリを叩き出し、また仕事へと帰っていった。
matsudaさんの檜枝岐夜帰りは有名だが、これはまさに夕帰りだった。^^;

そんな私は1♀ゲット後成虫は1♂2♀にとどまり、みなが好成績をあげた中で、幼虫は多数出したものの惨憺たる結果となってしまった。(;_;)

帰りの温泉で湯船に浸かりながら、採った成虫の数を数えるまで暖まろうとしても04秒で出なくてはならない。(;_;)
来週は最低でも1分ぐらいは湯に入っていたいものだなぁ、と捕らぬ狸なあいあんであった。^^;


ルリ    1♂ 3♀♀

計        4頭


2000.03.19