檜枝岐 00年04月16日





04月16日。

我が輩はバカである。名前はあいあんだ。^^;

04月15日、山梨採集の疲れも癒えないまま23時過ぎ助手席から電話が入った。
「檜枝岐行くんでしょ? 行くんならもうそろそろ出発しなきゃならないんじゃないの?」

山梨でちょっとしたトラブルに遭ってしまった私は、そのせいですっかり檜枝岐に行く気が失せていたのだが、助手席の再三にわたる「ホントに行かないのぉ」攻撃で、ついに2000年初の檜枝岐病が発病してしまった。
ちなみに、自分はそれほど行く気がないのに助手席に焚き付けられて檜枝岐へ出かけるのは初だ。^^;

日付も変わり16日00時、いつものように助手席がクルマで迎えに来てくれた。
前日も全く寝ていないうえに、えりーさんと山梨でのハードな採集行。
さらにトラブルのために疲労はピークだ。
頑張って起き続けようと思ったが、いつしか助手席運転の助手席で深い眠りに落ちてしまった。^^;

3時間ほど熟睡しただろうか、気が付くと塩原温泉。
「おっ、もうココか。」
運転しっぱなしの助手席には申し訳ないが、寝ている間に目的地に近づくことは何度経験してもイイものだ。^^

道の駅でトイレを済ませ気分爽快になったところで運転交代、さらに檜枝岐への道を進む。
んが、運転を代わったとたんに雪が降りつける。

雪


オレは雪オトコじゃないはずなんだが。^^;
そして塩原の温泉街を通り過ぎ、峠の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。^^;

焼肉フロンティアの前を過ぎる頃には道路もところどころ冠雪している。
いつもの灯火場所である某スキー場も一面の銀世界だ。
ちなみに、何十回とこのスキー場に来ているが、このスキー場に雪があるのを見たのはこれが初めてだ。^^;

いつものスキー場

いつものスキー場

さらに国道を進む。
檜枝岐村に入るいつものゲート地点で携帯が圏外ではなくなった。 予定通り今春から携帯も通じているようだ。

いつものゲート

いつものゲート

去年の村役場の人の話では、ココから七入付近までが圏内という話だったので、実際確かめてみようと村を過ぎたが、圏外になる前にミニ尾瀬公園のところで道路が閉鎖されていた。
NTTの人はこの雪の中どうやってアンテナを立てたのだろう。^^;

この地点で閉鎖されているとなるとこの先歩いて行くわけにもいかず、また積雪も1〜2mはあるだろうか。
公衆トイレもまわりが雪で埋まっていて近づくことさえできない。

公衆トイレなのに雪がストップ

公衆トイレなのに雪がストップ

なんとかコルリ材でも見つけて割り出したかったのだが、この状況では如何ともしがたい。
雪にきゃーきゃーはしゃいでいる助手席と対照的に私は残念な気持ちでいっぱいながらも引き返すことにした。
檜枝岐に来て、採集を試みることすらしなかったのも今日が初めてだ。^^;

またきられ

またきられ

時刻は午前06時半。
まだまだ時間はある。
ツヤハダ・コルリ狙いで茨城に寄ってから帰ることにしよう。
というわけで、今回は檜枝岐採集記始まって以来のドライブ日記となってしまった。^^;


ぼ〜ず

茨城 00年04月16日  につづく。


2000.06.10