檜枝岐 00年05月07日





05月07日。

GWの最終日、この日は当初から助手席の遊園地接待でTDLに行く予定だったのだが、
「檜枝岐に行きたいんでしょ? 行ってもイイよ。」
というまさに女神様のような一声。^^;
早速お言葉に甘えさせていただくことにした。^^;

いつものように前日夜出発。
が、遊園地を蹴ってまでついてきてくれると言うのに、運転まではさすがにお願いできないので久々に自分での運転だ。
道を忘れていなきゃイイが。^^;

るどるふさんの灯火コクワを聞いたこともあって外灯ごとに目を走らせる。
途中のいつものコンビニでは、昨年まではなかった超強力な水銀灯が駐車場を照らしていた。
今夏のこのコンビニは誰も通過できまい。^^;

が、さすがに気温06度では飛んでくる馬鹿クワもいるはずなく04時過ぎには檜枝岐村アルザに到着。
06時まで仮眠することにした。
が、照りつける朝日にたたき起こされたのは09時。
どうやらそれまで曇っていたらしい。
またまた仮眠しすぎてしまった。
オイラはどうもお昼寝好きのクマのようだ。^^;

公衆トイレ

公衆トイレ

顔を洗い身支度をしてとりあえず御池まで上がることにした。
んが、着いてビックリ銀世界。^^;
画像右側の除雪車の手前に停まっている4駆車が私のクルマだが、これと比較すれば積雪がどれほどのものかご推測できるだろう。^^;

ドカ雪の御池駐車場

ドカ雪の御池駐車場

GW、一昨年の御池は雪は全然なし。
昨年もやや雪は残っていたものの御池から先の道路の雪は解けていて、歩いて先に進むことはできた。
が、今年は完全に雪で塞がれている。
予定していた御池の先のポイントでの材割りは諦めざるを得なかった。
ココまで来て諦めるなんて、オイラはまるでお預けをくらっているイヌのようだ。^^;

仕方なく、もと来た道を下る。
七入の手前まで下りたところで材割りを開始した。
私は道路際から目についたコルリ材を片っ端から叩いてみるが、助手席はさっさと尾根方向まで上がっていってしまった。
最近は斜面上りが一段と得意になっている。
雪の斜面を駆け上がっていくさまは、まるでカモシカのようだ。^^;

銀世界で材採する助手席

銀世界で材採する助手席

しかし出ない。
もともと夏場でもこの辺でヒメオオなど採ったことがないのだから、御池の先に比べて虫が薄いのは明らかなのだが、それにしても出ない。
細い黒枯れでコルリ幼虫はいくつか出たが、成虫が本当に出ない。

10時頃からスタートして結局12時まで2人とも成虫はぼ〜ずだ。
私はゆっくりペースで斜面を上がり、ようやく助手席の場所までたどり着いた。
「もう、どこ探してるのよ。私をずっと独りぼっちにして。ぷんぷん。」
って言ったって勝手に上がっていったのは君の方じゃないか。^^;

「でも、ココは全然いないわね。」
「そだね、他の場所へ移動するか。」
この場所は諦めて下山することにした。

道路までもう少しというとき、ブナの部分枯れにルリマークを見つけた。
それまでもいくつか産卵マークは見つけてはいたが、全然入っていなかった。
「ちょっとあれだけ削らせて。」
助手席に声をかけてブナの木の股に足をかけ、頭上のマーク周辺を削った。
「あ、これにもマークついてるよ。」
助手席もブナの根元に数10センチの深さまで雪に埋まっていた材を引きずり出し削り始めた。

5分ほど削ったが、私の方は相変わらず幼虫すら出ない。
その時、
「いたーーっ。」
なにぃ。
あわてて木の股から飛び降り助手席の材を見た。
「おーっ、ルリじゃないか。@@」
しっかりとルリをゲットしている。
またしても先手をとられた。^^;

檜枝岐産ルリ成虫初ゲット

檜枝岐産ルリ成虫初ゲット

「ちょっとオレにも削らせて。^^」
「ダメーっ、今日は私をずっと独りぼっちにしたバツ。削らせてあげないよーだ。」
んだからぁ、勝手に独りになったのは君の方じゃないか、と言えるはずもなく、仕方なく出ない部分枯れを叩き続ける。^^;

「またいたーっ。^^」
またルリ♂出してやがる。
ちぇっ、こっちは出ない部分枯れを叩いているってぇのに。
そのうち、もう出ないと判断したのか、そのルリ材を放って別の材を探しに行ってしまった。
「へへ、今のうち。^^;」
助手席の削り残しに群がるなんて、まるでオイラはハイエナのようだ。^^;

しかし、最近めっぽう腕を上げた助手席が取り残しをするはずもなく、その材からはもう1頭も出なかった。
仕方ないので近くに転がる別の材を割る。
すると意に反しこちらは赤枯れだ。
食痕はあるがツヤハダの太さではない。
マダラかな?、と思ったその瞬間、出た。^^;

檜枝岐産マダラ成虫初ゲット

檜枝岐産マダラ成虫初ゲット

続いてもう1頭。
ツヤハダならなお嬉しかったのだが、檜枝岐初マダラなのでこれも良しとしよう。
結局、このポイントでは助手席がルリ2♂、私がマダラ2♀でコルリ・ルリ幼虫数頭という結果に終わった。
昼も13時を過ぎ、檜枝岐村を離れることにした。

檜枝岐村の電光気温計

檜枝岐村の電光気温計

お昼を食べにいつものお店に向かう途中、檜枝岐村入り口近くの道路の気温計が21度を示している。
道理で暑いはずだ。
この気温なら今夜こそ灯火で何か採れるかも?^^;
さて、そんな檜枝岐を過ぎ、舘岩に入りいつもの店に到着だ。^^

これが噂のpirekoちゃんだ

これが噂のpirekoちゃんだ

で、相変わらず美味い。^^
こんな昼食を腹一杯食べたらしばらくは動けないものだが、今日はなんとしても原名コルリのブルーな♂を採りたかったので再び採集に。
オイラはまるでいつまでたっても食欲の減退しないブタのようだ。^^;

しかし、舘岩方面はやや標高も低くコルリ成虫はおろか、幼虫すら1頭も見つけられない。
美味しい焼肉後で、採集テンションが一気に下がってしまった助手席からはカウントダウンの声。^^;
結局、午後の部は完全ぼ〜ずの20分で終了となってしまった。^^;

帰り道の車内、コルリを採れなかったことをしきりに悔しがる私を見て、
「いつまでもしつこいわね。」
と言う助手席。
そう、私は、こと檜枝岐に関してはヘビのようにしつこいのであった。^^;


マダラ    2♀♀

計       2頭


2000.06.10