檜枝岐 00年05月27日





05月27日。

例年に比して雪の量がそれほど多いわけではないらしいのだが、降った時期が遅かったために雪解けが遅々として進まないブナ帯。
コルリの新芽にはまだ早かろうと思っていたのだが、金曜夜には助手席からの催促電話。
「檜枝岐行くんでしょ? 行くならもう出なきゃね。」
半分決めかねていたのだが、この電話で今年3度目の檜枝岐採集が決行されることになった。^^;

いつものように助手席運転の助手席で安眠をむさぼる。^^;
04時、塩原温泉を過ぎたあたりで寝ている私に助手席の声。
「前を走っているクルマって、あ〜さんのクルマじゃない?」
「ほわ、どれどれ。 あっ、ホントだ。」
寝ぼけまなこの私は習志野ナンバーに注目しただけで、この日檜枝岐に出撃しているはずのあ〜車だと思いこみ、あ〜携帯に電話をかけた。

呼び出し音が6回。
おかしいな、いつもならすぐに出るはずなんだが。。。(もちろん運転をやめて停車してから^^;)
7回目、ようやく出た。
「もしもし、あ〜です。」 ← あ〜さんは本当にこのように電話に出る^^;
「どもっす。今どこですか?」
「檜枝岐っす。」
「え゛っ、もしかして寝てました?ゴメンナサイ。」

で、よーく見ると前のクルマはあ〜車と全然違うじゃないか。(>_<)
少し寝ぼけていたということで勘弁してね、あ〜さん。^^;
それにしてもせっかくの仮眠中だったはずなのに、、、起こすんじゃなかった。^^;

ココから少し先のコンビニで運転手交代。
05時半、檜枝岐に到着。
あ〜車と並んでクワ道車も停まっている。
2人ともまだ爆睡状態だ。
起こすのも可哀想だし、「先に広沢林道に歩いていく」という張り紙を残し御池に向かった。

まだかなりの残雪がある御池駐車場

まだかなりの残雪がある御池駐車場

御池に着くとGW中ほどではないが、まだまだかなりの残雪だ。
当然そこから先の国道はまだ開通していない。
ココから広沢林道まで約7km。
林道を数km進むとなると片道10km。
しかも坂道。^^;
「さあ、歩いていこう。^^」
「やだ。1人で行ってくれば。私は寝てるわ。」
徹夜の運転疲れからか、檜枝岐に着くと同時に助手席で寝始めた助手席は素っ気ない返事だ。
1人で歩いていく気にもなれずに、私も再び仮眠することにした。

10時、目が覚めるとすばらしい天気だ。
まだ寝ている助手席をクルマに残し、広沢歩行はあきらめ仕方なく周辺で材割りを始めた。
削り始めるといくつか幼虫は出るが、成虫は出ない。
いかにも最近抜け出たばかり、というような空の蛹室はいくつか見かけたが、こんな銀世界ではコルリも出られるわけがないはず、そう思い材採を続ける。
しかし、本当に出てくるのは空の蛹室ばかりだ。

30分以上割り続けたが、結局成虫が得られなかったため、ダメモトでブナの新芽を見回ることにした。
すると、探し始めてすぐ。
ブナの新芽にコルリ♂の鮮やかなブルーが見えた。
「やった、いたいた。^^」
あわててクルマに戻り、助手席を起こす。

コルリ♂(ピンぼけ)

コルリ♂(ピンぼけ)

「んー?いたのぉ? しょうがないわね、起きますか。」 
その後、立て続けに数頭ゲット。
斜面にはまだまだ残雪が多いのに、これだけの気温(約20度)だとコルリも寝ていられないらしい。

こんなに雪が残るブナ帯でコルリ新芽採集

こんなに雪が残るブナ帯でコルリ新芽採集

しかし、ココからコルリ女王の真価が発揮されることになる。^^;

寝起きの助手席は最初こそテンションも上がらなかったが、はじめの1頭を見つけたとたんにエンジン全開だ。
採るわ採るわ、あっという間に10頭ほどゲット。^^;

枝先を歩いている個体はもちろんのこと、新芽に体を突っ込みほとんど外からは見えない状態のコルリまで目ざとく見つけてしまう。
昼食までの2時間弱で、結局23頭ものコルリを採ってしまった。
ちなみに私は16頭。
せっかく寝ていたんだから、、、起こすんじゃなかった。^^;

コルリ女王は新芽にも強かった^^;

コルリ女王は新芽にも強かった^^;

お昼を過ぎたので、いったん村に戻りトイレを済ませ午後の部に備える。
今日は自前の弁当持参だったので、いつものフロンティア(焼肉)へは寄ることができなかった。
ゴメンナサイ^^; > pirekoさん

さて、昼食を終え午後の部開始だ。

ふたたび同じポイントを見て回る。
午前中ほどではないがまだまだ飛んでくるようだ。
前半戦までの差を1頭でも縮めようと私は努力するが、助手席はその上を行く。
15時の時点で23対36。
差は縮まるどころか広がるばかりだ。^^;

コルリペア(ピンぼけ)

コルリペア(ピンぼけ)

助手席は、なにしろ見つけるだけで自分で採らないからタチが悪い。
「自分で見つけた個体は自分で採りなよ。^^;」
「だって触りたくないも〜ん。」

助手席が見つけた個体を私がアミを使って採っている間に、その助手席は次のルッキングを開始して次の個体を見つけてしまう。
「これじゃ勝てないよぉ〜〜。^^;」
なんて、もちろん言えるはずもなく、黙々と採集作業を続けるあいあん。

ショッピングで、品定めをするために先を歩く助手席。
買う品物をカゴに入れて後から付いて歩くあいあん。
似ている。
あまりに似すぎている。
この先このパターンはしばらく続くのかぁ。^^;

そんなことを繰り返しながら、助手席が何台かのクルマに声をかけられる。
「何してるんですか?」
「くわがた採集ですぅ。(*^^*)」
堂に入った返事だ。^^;

新芽に体を突っ込むコルリ♀

新芽に体を突っ込むコルリ♀

その後、同じくくわがた採集にやってきたという家族連れにレクチャーだ。
助手席がコツをお教えすると、その方たちも簡単に10数頭をゲットされたようだ。
コルリ女王の看板に偽りなし。^^;
そして17時過ぎ、雨がぱらついてきたため、やむを得ず終了。

新芽を行うあいあん

新芽を行うあいあん

結果、39対56で助手席の勝ち。^^;

またしても惨敗だ。
しかし次週こそは。。。こんな言葉も何度吐いたことか。^^;

帰りに、あ〜・クワ道・matsudaさんトリオとほんの少し合流。
こちらも3人で計200も採ったとか。
凄すぎる。^^;
このとき聞くところによると、驚いたことに現在るどるふさんが檜枝岐に向かっているという。
明日の降水確率は80%だというのに。^^;

解散後フロンティアで挨拶だけして、るどるふさんの携帯に電話を入れた。
「明日は雨ですけど、ホントにコルリやるんですか?」
「ビショ濡れになってもイイから新芽だけでも見ておきたいんです。」
「なるほど、頑張ってください。^^;」
精一杯エールを送った、、、が、^^;

次の日、予報は外れ朝からイイ天気だったらしい。
居残りのmatsudaさんと2人で、またまた200頭のタコ採れだったそうだ。
るどるふさんはココ数週ぼ〜ずが続いていたのに、、、起こすんじゃなかった。^^;


コルリ   24♂♂15♀♀

計         39頭


2000.06.10