05月13日午後。 午前中、某河川敷でヒラタ掘りに汗だくになった我々は、涼を求めて移動することにした。^^; 午前中組のなおきち氏を除く、Gaku氏・くわたけ氏・私、そして助手席の4人でコルリ新芽にトライすべく伊豆へ向かったのだ。 14時過ぎ、いつものポイントに到着。 標高1000m地点は風もさわやかだ。 「まー、ココに来て雪がないのってはじめて。」 嬉しそうに助手席が言う。 いつも過酷な環境のなか採集に付き合わせてゴメンね。^^; 伊豆定点カメラの映像^^; いつもの沢沿いでは、どの木も新芽をまとい綺麗な黄緑色に薄化粧している。 「ふっふっふ、間違いなく新芽で採れそうだ。^^」 そんな手応えを感じつつ歩を進める。 材採なんか全然するつもりはなかったのだが、くわたけ氏が材を拾い上げて削り始めた。 コルリ材を割る3人の神奈川支部員たち んが、マークが無く、材も堅そうだ。 「こりゃ入ってませんよ。マークもついてないし。^^;」 すかさず助手席が、 「ほら、これたくさんマークありますよ。」 と言いながら材を手渡してくれた。 うむうむ、もう十分インストラクターができるぞ。^^ さて、私は再び新芽に目を向ける。 ブナ系の木は、どの木も推定10m以上はあろうかという大木ばかりだ。 はるか上空を多数の虫が飛んでいる様子はわかる。 しかし、コルリらしき飛翔個体は見つからない。 数十メートル歩いたところで、ふと足元を見ると銅色に輝く個体。 コルリ♀だ。 大きな石に羽を休め、まるで体全体を暖めているかのようだ。 「早速ゲットだ。^^」 と思った瞬間、羽を広げて飛び立つ態勢。 「おっとーーっ。^^」 すぐに素手で掴みにいったのだが、その時「ミシャ」っという音が。。。^^; 慌ててしまい、強く握りすぎてしまったのだ。 「げーーっ、採ったけど潰してしまったぁーー。」 歓声と悲鳴が入り交じった声をあげるあいあん。^^; 声を聞きつけた3人が近づいてきた。 そっと手のひらの中を確認。 右の中・後節2本と後羽を激しく損傷。。。(;_;) 「ゴメンね。」 と何度謝っても、もちろん元には戻らないのだった。 2脚1羽を破損させてしまったトウカイコルリ♀ 気を取り直して、次の個体を狙う。 しばらく歩くと数m上空に飛翔コルリ発見。 5mアミを伸ばしてゲットしようとするが、、、 あとちょっと長さが足りない。 いくら背伸びしてもどうしても届かない。^^; 恨めしげに上空を見上げる3人の神奈川支部員たち 数分格闘したが、腕力の限界を感じあきらめてしまった。 その後も2度ほど同様な個体を発見したが、いずれもアミが届かない。^^; 17時を過ぎて、終了モードになったGaku氏と助手席をしり目に、くわたけ氏と最後の最後まで粘ったがアミに入るのはカミキリやテントウムシばかりで、結局追加個体は得られなかった。 「ココは新芽採集には向かないところですね。^^;」 と、言い訳がましいことを言いながら、 (次回こそは10mアミを用意していこう) と、固く心に誓うあいあんだった。^^; キジ♂ トウカイコルリ 1♀ 計 1頭 |