07月29日。 檜枝岐のヤナギ採集を終えた我々は、祭り用クワカブ調達の最終目的地である茨城夜の部へ向かった。 ちなみに、助手席はヤブ蚊たくさんの樹液採集が嫌い、蛾がたくさん飛んでくる灯火採集も嫌い、唯一採集可能なヤナギ採集も車内泊の翌日とあっては睡魔に勝てない。 というわけで、助手席のストレスもそろそろピークに達しようとしている頃だろう。^^; 夕暮れの雑木林 さて、予定通り17時過ぎ茨城ポイントに到着。 いつものようにクヌギを蹴って廻るがコクワ数頭しか落ちてこない。 カブト♂ 第2ポイントでは、あまりにヒマなのか助手席もついて来るという。^^; クルマを降りて懐中電灯片手に木を見て回るが、飛び交う蛾にキャーキャー言いながらついてくるので気配を察知した樹液場のノコギリ♂がポトリ。 さいわいにも今回は下草の間に落ちた個体を見つけることができたが、頼むから騒がないでね。^^; 樹液にカブトペアの懐かしい情景^^; ここではノコ1頭にカブトとコを20頭ぐらいずつ追加して、懲りもせずまたオオクワポイントへ向かった。^^; クルマを走らせること1時間。21時過ぎ、いつもの木に到着。 下草の状況から今日は先行者はいないようだ。^^ 去年までは樹液は上に1か所と下に1か所しかなかったのだが、今年は木のあちこちから吹き出すように湧いている。 少なくとも6か所の樹液場に、少なくとも計30頭以上のノコ・コ・カブトが付いていた。 下の方の樹液から順に採集していく。 静かに採ることを心がけているのだが、どうしても何頭かは落ちたり飛び立ったり。 それでもこの1本の木でノコ2♂・コとカブトを各10頭ぐらいはすでに採った。 さらに上方の洞を覗くため静かに静かに脚立を上る。 洞の周りにまだカブトペアとノコペア。 コクワもわずかな間隙にいくつかはさまっている。 両手がふさがっているので、いつものように口にくわえたマグで去年2頭目のオオクワが採れた洞を照射。 下から洞上部を照らすと、先日までたくさんいたゴキブリがいなくなっている。 おっ、もしや。 もう少し背伸びをして洞の下部を照らすと、、、いたーーっ。 かなり小さいが、こちらを向いて陣取っているのはオオクワのようだ。^^ 去年と同様にピンセットでつかみにかかる。 簡単にはさむと簡単にはがれ簡単に取り出せた。。。あれ?^^; どうも、小さなオオクワではなく大きなコクワだったようだ。^^;;; この洞の下部はうまい具合に樹皮めくれがかぶさっているので中がよく見えないのだ。 (と、言い訳だけはしておこう。^^;) さて、ほとんど寝ずに採集しっぱなしの今回の採集行だったが、不思議と疲れはほとんどない。 やはり私にとって採集は最高のストレス解消法のようだ。^^ が、私の分もたっぷり睡眠しまくった助手席は、私の分のストレスまでたっぷりたまっていくのだった。^^; ノコギリ 4♂♂ スジ 2♂♂ コ 18♂♂12♀♀ (カブト 9♂♂ 5♀♀) 計 36頭 |