兵庫 01年08月17日





08月17日。

K氏との岡山での採集をたっぷり楽しんだ私は、前日同様ヒラタ・ミヤマ狙いでS氏との採集に汗を流した。^^;

09時過ぎ、S氏と合流。
まずは、昨夜最後にK氏がオオクワ♂を取り逃がした木をチェックする。
当然私に見つけられるはずがない。^^;
このポイントで一昨年採れたオオクワ♂や、今年逃してしまったオオクワペアの話をお聞きしつつ軽く見回るが、私同様S氏もココではぼ〜ずのようだ。

S氏(左)とあいあん

S氏(左)とあいあん

2箇所目のポイントでもコクワのみ。
3箇所目のポイントでもぼ〜ず。
4箇所目のポイントはクルマを置いて少し歩くという。
なるほど、遠く畑の向こうに雑木林が見える。
助手席と3人で畑の道を歩いた。

S氏(左)と懐中電灯のあいあん

S氏(左)と懐中電灯のあいあん

麦藁帽をかぶりアミを持った3人の年齢の合計が30程度なら夏によくある風景かもしれないが、脚立を抱え、合計が90を超えているこの団体はちょっと異質な風景かもしれない。^^;

300mほど歩いてようやく雑木林到着。
ココはS氏が開発したポイントだが、ヒラタが隠れそうな樹皮めくれがことごとく剥がされており、落胆するS氏。

落胆するS氏(左)とその樹皮めくれを見上げるあいあん

落胆するS氏(左)とその樹皮めくれを見上げるあいあん

樹液にはコクワが1♂付いていただけだったので、とりあえず蹴ってみた。
何も落ちてこない。
となりの木を蹴ってみる。
何も落ちない。
3本目の木にも変化なし。

4本目の木を蹴ると、バラバラッ、落ちてきた。
数頭落ちてきたはずだが不意を突かれた。
目の前のノコギリ1♂以外は見つけられず、また他の木も蹴ってみたが、この木以外では何も落ちてこなかった。
同じ木がたくさんあるように思えるのだが、ノコギリにしか判らない好みの木は、私にはまだ判らないようだ。

ノコギリを探すS氏(右)とあいあん

ノコギリを探すS氏(右)とあいあん

続いて、この日最も期待している5箇所目に移動。
いつもの上郡ポイントだ。
いつも焦って採集するばかりなので、今回は落ち着いてまず写真撮影から。^^;

いつもの木

いつもの木

撮影後、じっくりミヤマやヒラタを探してみるが見当たらない。
「全然いませんねー。」
S氏に話しかけると、
「ホンマですか?・・・・・なんや、ココにいますやん。」
なんと、目の前の樹液に3頭もミヤマがついていた。
1年ぶりなのでドキドキしてよく見えなかった、ということにしておこう。^^;

ミヤマ1ペア+1♂

ミヤマ1ペア+1♂

3頭確保後、いつものようにビーチパラソルと傘をセットし蹴ってみる。
ミヤマとコが数頭落ちてきた。
つづいて木登りが超得意なS氏がスルスル上っていく。

木登りが超得意なS氏(黄印)

木登りが超得意なS氏(黄印)

アッという間に5〜6mの高さまで上ってしまう。
S氏は木にからまるツタとのすき間を入念にチェックしていたが、ヒラタはいないようだ。残念。
私も上ってみたかったが、この大事な木が折れてしまうといけないのでやめておいた。^^;

結局、この日は10頭強のミヤマとコだけ。
例年2〜30頭採れているだけに、今年は少し物足りない。

この後S氏邸でお茶を頂き、引き続き別のヒラタポイントへ向かう。
1箇所目の竹藪ポイントは、ものすごいヤブ蚊に悩まされる。
当然、これを知っている助手席はクルマから降りてこない。^^;
で、蚊に悩まされながらも、とりあえずヒラタ1♂発見。

洞のなかのヒラタ小型♂

洞のなかのヒラタ小型♂

自分で掻き出そうと試みたが、あまりの蚊の多さに集中力が続かずS氏に採っていただいた。^^;
それにしても、蚊に刺されないヒラタはうらやましい。^^;

洞の中のくわがた達

洞の中のくわがた達

つづいて、今年も大型個体が採れている本日最後のポイントへ向かう。
が、この日は小型1♂のみ。
ヒラタウジャウジャを目論んでいたのでちょっぴり残念だったが、それでも多くのミヤマやヒラタをゲットできたのでそれ以上に嬉しい。^^

S氏(上)とあいあん

S氏(上)とあいあん

S氏といつもの場所でお別れしたあと、某近畿支部のメンバーと夕食をご一緒させていただくため西宮方面へ移動。
夕食前後に簡単な樹液採集をちょっとだけ期待していたのだが、某ks氏の「暑い」というひとことにあっさり野望を打ち砕かれ、その腹いせに焼肉を食いまくるあいあんだった。^^;


ヒラタ     2♂♂
ミヤマ     6♂♂ 3♀♀
ノコギリ    1♂
コ       5♂♂ 2♀♀

計          19頭

兵庫 01年08月18日  につづく。


2001.08.25