長野 01年11月12日





11月12日。

久々の近畿遠征を果たした翌日、1日かけてゆっくり帰ろうということになり、途中20分だけ採集させてもらった。

いくつかの観光地を経て、05月の連休時に訪れた某J峠に着いたのは13時過ぎ。
20分というとずいぶん半端な時間だが、道を間違えてしまい1時間の持ち時間が短縮されてしまったのだ。^^;

さらに、05月のポイントを見つけようと思うのだが、全くそれらしい場所が見つからない。
どうやら急傾斜対策工事でポイントが消滅してしまったようだ。

急傾斜工事のポイント

急傾斜工事のポイント

が、ココまで来て手ぶらで帰るわけにもいかないので、とりあえず1斜面だけ登ってみる。
よさげなコルリ材を割っていくと、とりあえず1♂。

コルリ1♂

コルリ1♂

陽当たりのイイ斜面だったせいか、蛹室から取り出した新成虫はまもなく活発に歩き始め、写真におさめるのも容易ではない。

このポイントのコルリは、とりあえずトウカイコルリとされているが、キンキコルリとの分布境界付近であり、両亜種間にはゆるやかな個体変異があり、いくらかずつ双方の特徴を備えているようだ。

さらに、いかにもルリ材といわんばかりの立ち枯れから難なくタダルリの♀もゲット。
この立ち枯れだとまだまだたくさん入っていそうだったのだが、ココで帰還命令が出てジエンド。

こんな遠くのポイントまで2回も来ているのに、通算採集時間1時間20分で帰るとき、あいあんの後ろ髪はドンドン伸びていくのであった。^^;


ルリ            1♀
トウカイコルリ    1♂

計            2頭


2002.01.02