11月12日。 久々の近畿遠征を果たした翌日、1日かけてゆっくり帰ろうということになり、途中20分だけ採集させてもらった。 いくつかの観光地を経て、05月の連休時に訪れた某J峠に着いたのは13時過ぎ。 20分というとずいぶん半端な時間だが、道を間違えてしまい1時間の持ち時間が短縮されてしまったのだ。^^; さらに、05月のポイントを見つけようと思うのだが、全くそれらしい場所が見つからない。 どうやら急傾斜対策工事でポイントが消滅してしまったようだ。 急傾斜工事のポイント が、ココまで来て手ぶらで帰るわけにもいかないので、とりあえず1斜面だけ登ってみる。 よさげなコルリ材を割っていくと、とりあえず1♂。 コルリ1♂ 陽当たりのイイ斜面だったせいか、蛹室から取り出した新成虫はまもなく活発に歩き始め、写真におさめるのも容易ではない。 このポイントのコルリは、とりあえずトウカイコルリとされているが、キンキコルリとの分布境界付近であり、両亜種間にはゆるやかな個体変異があり、いくらかずつ双方の特徴を備えているようだ。 さらに、いかにもルリ材といわんばかりの立ち枯れから難なくタダルリの♀もゲット。 この立ち枯れだとまだまだたくさん入っていそうだったのだが、ココで帰還命令が出てジエンド。 こんな遠くのポイントまで2回も来ているのに、通算採集時間1時間20分で帰るとき、あいあんの後ろ髪はドンドン伸びていくのであった。^^; ルリ 1♀ トウカイコルリ 1♂ 計 2頭 |