山梨 01年11月24日





11月24日。

05月に見つけておいたツヤハダ材の残りを削るために山梨へ出撃した。

いつものように前夜出発、いつもの仮眠場所で数時間の仮眠後観音峠へ。
前回出撃時にはポイント直前でゲートが閉鎖されていたが、今回はゲートも開いておりポイント直下でクルマを横付けだ。^^

早速斜面を這い上がり前回のツヤハダ材を見つける。
が、出てくるのは再び幼虫ばかり。
半年前の3令は何をやっとんじゃい、と心の中で叫んでみても出てくるのはやっぱり3令幼虫。^^;
ただの1頭もオヤを出せず、私にとっては相変わらず成虫を出すのが難しいツヤハダだ。

ミヤマツヤハダ幼虫

ミヤマツヤハダ幼虫

2時間ほど格闘したが、結局十数頭の幼虫ばかり出したところでギブアップ。
以前から小耳に挟んでいた別ポイントへ移動した。

このポイントは今まで1度も訪れたことがない南アルプス山系の山で、蝶屋さんの間では有名らしい。
名を鳳凰山というが、この山はいくつかの峰に分かれており、今回はそのうちの1つにターゲットを絞り、早速ルリ材にアタックだ。

最初のポイントで良さげな細めの立ち枯れを発見。
削ってみるといきなりホソツヤゲットだ。^^;

鳳凰山産ホソツヤルリ

鳳凰山産ホソツヤルリ

あまりにも美人材であり、まだまだ数頭は出てくるものと予想されるので根元から折って、あとでゆっくり削ろうとクルマに持ち帰る。
その気配を素早く察知したのか、助手席もクルマを降りてきた。
「ちょっと削らせてよ。」
「ダメダメ、この材はまだ入っているから。^^;」
と断ると、いつもは私の材を削るくせにケチね、と言わんばかりな表情で斜面を上がっていく助手席。^^;

斜面を上がる助手席

斜面を上がる助手席

が、私もその後1時間ほど粘るが、結局新しい材は見つけ出せずクルマに戻り先ほどの材の続きを割る。
すると出る出る。^^

ホソツヤ♀

ホソツヤ♀

予想通り、こんな小さな材から立て続けに3♂1♀を割り出し。
快感だぁ。(*^^*)ポッ
それを横で見ていた助手席もついには我慢できず同じ材を削り1♂を割り出し。^^;

助手席が割り出したホソツヤ♂

助手席が割り出したホソツヤ♂

6頭のホソツヤと1頭のマダラを割り出し、折からの素晴らしい紅葉に気分も上々で山梨をあとにするあいあんだった。^^

マダラ♂

マダラ♂

ホソツヤ材を削るあいあん

ホソツヤ材を削るあいあん


ホソツヤルリ    5♂♂ 1♀
マダラ       1♂

計            7頭


2002.01.04