栃木 01年12月08日





12月08日。

栃木産コルリの情報をなべさんからお聞きし、早速出撃することになった。

今回は助手席は所用のため単独出撃だ。
早朝、待ち合わせの場所でなべさんに起こされ、まずは薄霜の降りている栃木オオクワポイントへ向かう。

へーー、こんな木にいるのかぁ、というぐらい今までの経験則には当てはまらない樹種だ。
なべさんによると数日前にチェックしたとき洞の中に♀個体らしきものがいた、ということだったが、オオクワは後日別動部隊に任せるとして、我々はコルリの棲む山へ向かった。^^;

最初の山は前回なべさんがコルリ2♂を割り出したポイントである。
標高がそれほど高くないせいか、マークはおろか材すらほとんど見当たらない。
それにしてもよくこんな場所で2♂も出したもんだ。^^;

私はスタート15分ほどでコルリ幼虫を1頭出したが、これが最初で最後の個体となったのは、予感通りだった。^^;

その後、なべさんも幼虫ゲット。
さらにスジ成虫も割り出す。
が、あまりの材の少なさに早速移動しようかということに。^^;

栃木コルリポイント(なべ氏撮影)

栃木コルリポイント(なべ氏撮影)

別ポイントは直線だとすごく近いのだが、いったん麓に下りて再び上らなくてはならないので、不経済この上ない。
そんなこんなで道すがら目についた材を削るが、全く出ない。
途中の大きな倒木から出てきたコ1♂は見ないふりをした。^^;

材を割る時間より何倍も走り回った挙げ句、さらに追加できたのはマダラ幼虫のみ。
こんなぼ〜ずの時があるからタコ採れの時の嬉しさが倍増するのだ、という負け惜しみすら口に出せず。
そんな私を哀れんでくれたのか、最後に美味しいラーメンをなべさんからご馳走になり、1人帰路につくあいあんだった。


ぼ〜ず


2002.02.15