高知 01年08月15日





(14日は徳島県を観光旅行)

08月15日。

地元横浜では一般的でないヒラタやミヤマをゲットするため、10時過ぎ高知市を出発した。

途中、掲示板ではいつもお世話になっているLupinus氏と合流。
氏からあの有名な四万十川付近で採れる昆虫のガイドブックを拝領。

この本を見ると足摺岬でもマメクワガタ、四万十川上流の某山でもルリクワガタが採れると書いてある。
単なる観光ポイントの予定だった場所が、一気に採集ポイントになってしまったということは、助手席にはおそらく気配で察知されたに違いない。^^;

「足摺と四万十ですか? かなり強行軍ですね。」
と、言うlupinus氏。
同じ高知県内ということでかなり楽観していたのだが、相当距離があるらしい。
というわけで、挨拶もそこそこにお別れすることになってしまった。^^;

さて横浜を出ておよそ1700km、高知市からおよそ130km、3時間ほどでようやく足摺岬に到着した。

足摺岬

足摺岬

普通の観光客と同様のコースを進み、素晴らしい眺めを満喫する。
が、白く綺麗な灯台や、遠くの水平線を皆が眺めているあいだ、私は当然のように照葉樹林チェックだ。^^;

四国最南端足摺岬

四国最南端足摺岬

佐多岬と同じような風景だなぁ、と思いつつ適当な場所を物色。
良さげなポイントがあったので、クルマを停めて「15分だけ」とお願いしつつ林内に入った。^^;

岬付近の照葉樹林

岬付近の照葉樹林

やはり佐多岬と雰囲気がとてもよく似ている。
が、相変わらず蚊はスゴイ。^^;
何度目かの材で幼虫が出てきたが、どうもコっぽい。

コ幼虫

コ幼虫

30分ほど叩き続けただろうか。
コらしき幼虫を4頭ゲットしたところで蚊ダルマ状態に耐えられなくなりギブアップ。^^;
佐多・和歌山に続きまたしても惨敗。やっぱり私はマメには相性が悪い。

予定を3倍近くオーバーしたので、機嫌の悪くなりつつある助手席を横目に四万十川へ向かう。^^;
この川の名物?である沈下橋に到着したのはすでに夕暮れ迫る17時前だったが、その素晴らしい風景にすっかり上機嫌の助手席。
よかった。^^;

沈下橋を渡る助手席

沈下橋を渡る助手席

その後、1本の支流を目指しぐんぐん標高を上げていく。
出発後1800km、ルリが採れる標高1000m超の某山へ着いたときには19時を過ぎほとんど真っ暗状態。^^;
それでも、1本の倒木を見つけた私はとりあえず叩いてみた。

ルリ材を叩くあいあん

ルリ材を叩くあいあん

叩いている間に、辺りはみるみる暗くなって材自体がほとんど見えなくなった。
クルマのヘッドライトで照らしながらさらに割ってみるが、こんな状態ではたとえ入っていたとしても分からないだろう。
マメに続きルリも惨敗だ。^^;

というわけで、前日以上のショボ採集を癒すために松山・道後温泉へ向かうあいあんだった。^^;


ぼ〜ず

岡山 01年08月16日  につづく。


2001.08.23